こんにちは!
ちゅうさん(@chusan09)です。
この記事では、トランスジェンダーの選手が変更した性別でスポーツ大会に出ることについて述べています。
私は心の性が男女どちらでもないと自認しているFtXというトランスジェンダーです。
ホルモン注射などはしていません。そのため私の場合は、体の性別で競技に出るでしょう。
女性から男性へトランスした人は、トランス先の性別で大会に出場しても問題ないと思います。
しかし、男性から女性へ性別を変更したトランスジェンダーの選手はどうでしょうか?
もともと、男性の体だったところ、女性ホルモンを打ち始めたから女性として競技に出ることはどう思いますか?
トランスジェンダーの大会出場者
この間、男性から女性へと性別を変更した選手が女性の重量挙げの大会で6位に入賞したことがニュースになりました。
このハバード選手は東京五輪にも出場しました。
この問題を議論する前に、パラリンピックについてお話したいと思います。
以前、パラリンピックにおいて、健常者であるのにバスケットボールの試合に出て優勝したことがありました。のちに発覚して金メダルは剥奪されているのですが。
このように、男性の世界で戦えない選手が、女性の世界に進出してこないか、心配の声があがっています。
MTFトランスジェンダーの女子学生大会出場禁止
2021年10日25日に、この問題について動きがありました。
アメリカのテキサス州で、MTFトランスジェンダーの選手が女子学生大会への出場を禁止する法案が通りました。
理由:スポーツの公平さ
スポーツの公平さを守る目的でトランスジェンダーの出場を禁止するとのことでした。
確かに小学生のときに男女混合で練習を行っていたスポーツをしていたので、体格の差があるのはわかります。
どうしても男性のパワーには敵いません……
それでも、ホルモン治療をして、女性として生活をしていたとしても、女性として競技に出られないのは悔しいですよね。
特にスポーツを頑張っている人にとっては、大変残念な話です。
それはスポーツの公平さの前に、一人一人の尊厳の公平さはどうなのか、疑問に思います。
私の考え
私はこの問題について、「まだまだ議論されるべき課題」だと思います。
やってみて、本当にスポーツのために性別を変更する選手が出てくるなどの問題が発生したらルールを変えればいいと考えます。
まとめ
物事に正解はありません。
今後この流れは世界で追随されるのか、見直しがなされるのか、要注目です。
日本ではどうなるでしょうか。
スポーツで生活していきたいと考えているトランスジェンダーの方には大きな問題だと思います。
よく議論されて理解を得られて、誰にでも公平なスポーツができるようになることを願っています!