こんにちは、
ちゅうさん(@chusan09)です。
こちらの記事ではジェンダーロールは何かという説明をしたのち、ジェンダーロールは「仕方がない」と切り捨ててはいけないという持論を紹介します。
ジェンダーロール
ジェンダーロールとは?
ジェンダーロールとは「家事は女性」「仕事は男性」など、性別による役割の偏見のことを指します。
私たちの世代では共働きが普通となり、男女雇用機会均等法などの後押しもあって男女差別をなくそうという風潮ができあがってきました。
それにより、前の世代で定着していた「家事は女性」「仕事は男性」という偏見は少なくなったと感じます。
しかし、男女間の差を示すジェンダー・ギャップ指数は世界で156カ国中120位でした。まだまだ男女間に隔たりがあることがわかりますね。
ジェンダーロールは仕方がない?
それだけ日本に根付いているジェンダーロール。
これは仕方のないことでしょうか?
確かに多少ジェンダーロールが生まれてしまうのは仕方のない側面もあります。例えば女性は子どもを産むとなれば、体調によっては家庭に入らざるを得なくなることもあるでしょう。
しかし、だからと言って「じゃあ家庭に入るなら、家事は女性のやることだな」というのは短絡的です。
身近な働けなくなる病気として、うつ病を考えてみましょう。生涯うつ病にかかる確率は6.7%と言われています。男性が病気になった場合、一時的にであれ、ずっとであれ、家庭に入ることも十分にありうるのです。
それを一概に男性だから鬱でも働け、女性だから夫を支えろ、と決めつけるのはよくないでしょう。男性女性の前に、みんな一人の人間なのです。
りゅうちぇるさんの事例
ryuchell(以下、りゅうちぇる)さんはpeco(以下、ぺこ)さんと離婚しました。その理由の一つに「”夫”であることがつらい」ということが挙げられていました。
これは”夫”というジェンダーロールを負うのが苦痛だったと考えられます。
似た言葉
私はジェンダーロールに似た言葉として「女子力」があると考えています。
女子力
女子力とは、女子が伸ばせばいいとされる自己研磨項目を伸ばしていく力のことです。
料理ができるようになったり、指先までおしゃれになったり。
やっていることとしてはジェンダーロールを自ら負う形になっているように感じます。
男子力
男子力も言葉は聞きなれませんが、調べてみたところ存在しました。
男子力とは、男らしく、大工をしたり、重い荷物を持てたりすることです。
何力を高めるのか、何力も高めないのは人間性の魅力を減らしてしまうので、うまく取捨選択して何力かは高めたいです。
まとめ
あなたは誰かに話をするとき、相手を一人の人間として尊重していますか?「あなたは女性だから、あなたは男性だから」と性別を押し付けていませんか?
自分はつい「君は男なんだから重い物持ってほしいな」と考えてしまうことがありますが、都度反省し、こうした偏見をなくそうと意識しています。
多様性を認めて、生きやすい世の中になるといいですね!