社会情勢

LGBTと銭湯・温泉のあり方。今の制度がそのままでいいのか?

two monkeys partially submerged in water社会情勢
Photo by Tirachard Kumtanom on Pexels.com
ちゅうさん
ちゅうさん

こんにちは!

ちゅうさん(@chusan09)です。

少し前のニュースですが、ゲイの人組が銭湯で致してしまって問題になりましたね。

こういう問題はゲイが悪いのではなく、その人自身の倫理観の問題であるため、ゲイとくくってニュースにするのはいかがなものかと毎度のこと思っているのですが……。

それはさておきLGBTQの温泉問題。今の制度がそのままでいいのかを考えていきましょう。

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現在の温泉

現在の温泉は一部混浴ができるところを除くと戸籍で男湯と女湯に分かれて入るようになっています。

この「戸籍で男女分け」という部分にLGBTならではの問題が絡んできます。

バリバラというNHKの番組でLGBTの温泉問題について切り込んだ企画をしています。よろしければそちらもご覧ください!理解が深まるかと思います。

見逃し
「どーがレージ」に掲載されている見逃し動画を新着順に紹介します。

Youtuberかずえちゃんの動画では撮影の裏側が見られます。

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温泉どちらに入るのか問題

私は現在の男湯と女湯に分かれて入る温泉には2つの問題があると考えています。

  • 性自認に合わせて温泉に入れない
  • 性的指向の相手と一緒に温泉に入らなくてはならない

性自認に合わせて温泉に入れない

日本の現在の法律では戸籍上の性別に則って男湯または女湯に入ります。

そのため、例えばFTMやMTFの人は性自認(心の性別)とは違うお風呂に入らなければなりません。性自認を気にしている人にとって、それはとてもハードルの高いことです。

トランスジェンダーが温泉に入ると聞くと性的指向も一即夛にされて「女性の(あるいは男性の)体見れていいよね」と言われがちです。しかし、実際は「自分の体を見られる方が嫌だから周りは見ていない」という意見をよく見かけます。

ちなみに私はFTXだからか、自分の気質だからかはわかりませんが、男女どちらから体を見られてもまあ別にいいかなと思っています。

性的指向の相手と一緒に温泉に入らなくてはならない

体の性別で分けている温泉では、ゲイやレズビアンなどの同性を恋愛対象として見ている人と一緒に温泉に入ることになります。

同性愛者側の立場で考えると、恋愛対象の性の人に自分の体を見られることになりますよね。それは恥ずかしくて緊張することに感じます。例えばあなたにずっと気になっていたクラスの人がいて、修学旅行で一緒に温泉に入ることになったら、すごく緊張しませんか?

周りの方の立場で考えてみると、レズビアンやゲイの人と一緒に温泉に入ることに抵抗を覚える方もいると考えます。なぜなら混浴を嫌がる人がいるからです。混浴を嫌がるのも、異性に性的対象として体を見られることが嫌だからでしょう。

ちなみに今まで同性愛者のYoutube配信を見てきて、「温泉で他者の体を見ている」と答えていた人は1人もいませんでした。

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まとめ

LGBTと銭湯・温泉についてのお話でした。

銭湯・温泉問題はトイレ問題よりかはあまり聞かないので、しばらくは現状で続くのでしょう。

何が正解かはわかりません。そもそも物事に正解があることのほうが少ないです。

たくさん話し合って、いい方向に進んでいくことを願っています!

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