こんにちは、ちゅうさん(@chusan09)です。
私は就活前に自分の性自認や性的指向がマイノリティであると気づいていました。
しかし、クローズド(自分がLGBTQ当事者であることを明かさない)で就活をしました。
この記事では、なぜクローズドで就活したのかと、クローズドで就活してみてどうだったかを共有します!
なぜクローズドで就活したのか
クローズドで就活をした理由は3つあります。
自分の見られ方よりも、やりたいことを優先した
「〇〇(社名)で働きたい!」と思ったときに、働いている時間だけは自分が男女どちらであろうと、あるいはどんな人が好きであろうと、関係なく働けると思い、重視しませんでした。
人事にカミングアウトするのが嫌だった
今でこそ「他人がどう思おうが、自分は自分」と思うようになり、身近な人にはオープンに話すようになりました。
しかし、当時はクローズドであったため、どこからか話が漏れて晒し上げられるのではないかと思うと怖くてカミングアウトできませんでした。アウティングが怖かったのです。
カミングアウトすることで面接の合否に影響したら嫌だった
受けていた企業が昔から続いているところであったため、新しい概念を受け入れる態勢が整っているか分かりませんでした。
そのため、カミングアウトをしたせいで落とされては、機会損失になると考えました。
クローズドで入社してみてどうだったか
それではクローズドで入社し働いてみて感じたことをは以下です。
LGBTQに配慮している会社であるとは言い難かった
会社の福利厚生として、結婚時の祝い金や休暇などがありましたが、同性婚について触れられていませんでした。
周りでもカミングアウトしていそうな社員はおらず、セクシュアルマイノリティがいないことが当たり前の会社でした。従業員が何千といたので、いないわけがないのに、です。
それでも……
それでも仕事をしているときは男女平等であり、ハラスメント教育もなされていたため、苦労するようなことはありませんでした。
仕事している間は気になりませんし、飲み会でもハラスメント教育が徹底されていた会社であったため、セクハラを受けたり答えづらい質問をされたりすることはありませんでした。
まとめ
私はクローズドで就活して、特に問題なかったと感じました。
しかし、人によっては、どうしても譲れない部分もあるかと思います。その場合は、LGBTQの就活支援団体JobRainbowさんに話を聞きに行ったり、オープンに就活した人に話など聞いたりして、参考にしてみるといいかもしれません。
一度失敗しても、第二新卒で就活をすれば正社員になれる時代です。
思い詰めず、気になる会社、肌に合いそうな会社を選んでみてはいかがでしょうか?
よい就活を!