こんにちは、ちゅうさんです。
体調を崩していたため、久々の投稿となりました。お待たせいたしました。
今日は僕らの時代という番組にpecoさん、SHELLYさん、ぺえさんが出演しました。そのトーク内容に触れながら、昨今のLGBTQの動きと私の心境について話したいと思います。
トークの内容
ryuchellさんのこと
主にryuchellさんのこと、そしてそれに伴う多様性についての話でした。
pecoさんから見たryuchell、子どもが多様性の価値観で育っていること、SHELLYさんの「多様性は肯定も否定もせず『へえ』で済ませばいい」という考え、どれも共感できる内容でした。
ぺえさん「自分が発信しなくてもいいのでは」
その中で特に私に響いたのはぺえさんの「ここ一、二年くらい、自分の体を使って何かを変えていくような発言はもういいかなと正直思ってた」という発言から始まる話でした。
ぺえさん「発信してもなにもかわらない、誰の心にも響いてくれないのではないかという諦め」
ぺえさん「ryuchellは最期まであきらめずに発信してくれた。私は逃げて。だからこそryuchellが諦めきれなかったこと、思っていたことを諦めずに発信すべきなのでは」
私自身も、どこか諦めていた部分がありました。
声を上げるごとに大きくなる溝。私も正直「もう自分ができること、したいことはないのではないか」と思っていました。
ちなみにSHELLYさんは「諦めるのはもったいないけれど、休みながらでいいんだよ」とぺえさんにアドバイスをしています。
私から見た昨今のLGBTQ事情
過激派(活動家?)の登場
LGBT理解増進法が通って以降、何かあるとなにかと突っかかる活動家が登場しました。
正しい主張である場合が多くある印象ですが、なかには「そこまで喧嘩腰にならなくても」と思うような、火に油を注ぎ炎上を狙っているのではと思う活動家もいました。
正直見ていて過激です。対立したいわけではないと思うので(マジョリティと対立しても問題解決にならない)穏便にしてほしいと感じます。
女性とトランスジェンダー(MTF)の対立構造が形成
歌舞伎町ビルに初めてオールジェンダートイレができると、今度は女性とトランスジェンダー(特にMTF)の対立構造が形成されました。
この問題は歌舞伎町ビルのトイレが完全に男女別になってからも引きずっています。
恥ずかしながら、男女でトイレを共有すると性犯罪が増加するという知識がなかったため、勉強になりました。
一方で、女性しか入れないクラブのトイレで身体的女性が身体的女性に性被害を受けたという事例もあります。
またFTMやXジェンダーのことは見えてないのか、話題にあがらないのはなぜだろうと疑問に思います。
物がなければそれでよいのでしょうか……?
心境
発信する意味の喪失感
元はといえばLGBT理解増進法が通らなかったことをきっかけにサイトを始めました。しかし、内容はさておき、2023年に施行されました。
それにより、発信する意味を見失いつつありました。
また、情報発信者のなかには過激派や活動家と揶揄される人々が増え、活動していくことは今後のLGBTQの方々にとってプラスにならないのではないかと感じ始めました。
自分の生き方とLGBTQの生き方の相違
また、自分はストレートの男性と結婚していますし、子どもを産むことも決めました。
それにより、生き方は完全にストレートの女性と変わらなくなりました。
FTXでパンセクシュアルだとそうなることも十分に考えられる人生ですが、「ストレートと変わらない生活をしているのにLGBTQ当事者といって発信するのはどうなの?」と言われてしまえばそれまでです。
まとめ「それでもまた発信する」
それでも、ぺえさんの言葉でまた発信したいと感じました。
今後これ以上LGBTQを取り巻く環境は良くならないかもしれない、当事者の方に「当事者といいながらストレートと変わらない生活を発信するのは違う」とご指摘を受けるかもしれない。
それでもあいまいな存在として悩んでいる方がきっと他にもいるはず。その一人でも救うことができたら、このブログの存在意義はあるのかなと考えています。
自分が誰かの生き方の参考になれば嬉しい限りです。